2022年6月20日カテゴリー:

1年生 ひとり農園(6/16)

 1年生の農業生産の授業は、農業の入門編として「ひとり農園」という作業からスタートします。一人に1㎡ほどの農地が与えられ、「〇〇農園」と自分の名前を付けて自分で管理をしていきます。「ひとり農園」の作業を通して、農業の基本的な用語と、なぜその作業が必要なのかを理解することを目標に学んでいきます。

 5月に土づくりから始めた「ひとり農園」が、ようやく形になりました! 授業の反省や感想を書く日誌には、「最初は農業が不安だったけれど、やってみたら楽しくなってきた」「暑くて大変だけど、育っていく様子を見ると楽しくてやりがいを感じる」「専門用語がたくさん出てくるけど、わかるとおもしろい」「農業が好きになってきた」というコメントが多く、生徒が楽しさを感じ、意欲が高まっていく様子がわかります。

農業は、結果がすぐに出るものではありません。しかし、自分の頑張りが必ず結果として出てきます。丁寧に大切に育てた分だけ、収穫の喜びがより感じられるでしょう。

 

 

【土づくり:良い土について学び、たい肥・有機肥料・化成石灰をまきました。】

【苗選び:良い苗のポイントを学び、自分が一番良いと思う苗を選びました。自分の苗を大切に育てていきます。】

【定植までの1週間、自分の苗に毎日水やりをします。ここで枯れたら自分の責任です。】

 

 

【区画整備:メジャーで測って、指示通りに区切っていきます。自分の農園が決まりました!】

 

 

 

 

【定植:ミニトマトは全員が育て、もう一つは好きな野菜を選んで育てます。「マルチあり」と「マルチなし」で定植し、マルチの効果を実感できるようにします。】

【播種:ラディッシュとほうれん草の種を1cm感覚で播きます。乾燥と害虫から守るため不織布をかけます。】

 

 

【完成!! 「除草」「間引き」「誘引」「わき芽かき」などをしながら育てていきます。】

播種をした翌週…芽が出ているのを見て嬉しそう!