2022年1月12日カテゴリー:

1学年 特別授業「それって実際どうですか?」

 来週から初めての個人実習に出かける1年生。

   ・人は見た目で判断されるって本当?

   ・挨拶や返事が大切なのはどうして?

   ・仕事を失敗したら誰に報告すればよいの?

   ・面倒なことはやらなくてもよいですか?

など、多くの心配事を抱えている様子です。そんな不安を企業の方に尋ねてみる機会として「それって実際どうですか?」と題した特別授業を行いました。卒業生が就職した3社の人事担当者を講師としてお招きしました。

   〇(株)甲府明電舎   総務部部長      中澤 実 様

   〇富岳通運(株)    執行役員 物流部部長  高野和昭様

   〇山梨トヨペット(株) 管理部副部長     別符幸治様

「人はもちろん中身が大切だけれど、入り口は見た目」

「返事や挨拶をしない人を、逆の立場で考えてみるとどうかな」

「報告は多くても大丈夫。迷ったら近く先輩に報告を」

「仕事は面倒で辛抱が必要なもの。その先にお給料がある」

など、生徒の疑問に答えるかたちでお話しいただきました。

「土日に働くのはお客様の期待にこたえるため」

「平日の休みは、行楽地が空いていたり安かったりしてよいこともある」

「欠勤や遅刻は自分の評価を下げてしまう」

「みんながルールを守るから、規格通りの製品ができる」

など、各業種ならではのお話も伺うことができました。

 生徒からは、「社会人はスーツを着ていれば何でもよいのかと思っていたけれど、着こなしや色にも気を配る必要があることを知った」「面倒なことを面倒でなくす発想が大切というお話が印象深かった」などの感想が聞かれました。

 最後に講師から現場実習に向けて、「身だしなみと挨拶に気を付けていってらっしゃい」と激励のお言葉をいただきました。

 学校外の方に直接触れる大変貴重な機会となりました。生徒達の学びにご協力いただきました企業の皆様に感謝いたします。